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ドルマンスリーブの
プルオーバーの前開き部分縫い
(前身頃と前見返し)

1.ミシンがけ(下準備)

1.ミシンがけ(下準備)

前身頃を裁断したままの状態(中表で前中心を「わ」にした状態)で、黒線の箇所をミシンがけします。ミシン目は地縫いの幅目と同じ幅目で構いません。
ミシンがけの箇所は縫いしろ部分なので、表にはひびきません。
ここを縫っておくと、プリーツが綺麗に入りますので、省かない方が良いです☆

2.アイロンで押さえる

2.アイロンで押さえる

前中心を開いた画像です。プリーツの箇所は、前中心をそろえて左右対称になる様に、プリーツを開いてアイロンで押さえます。
プリーツ上の縫いしろは裏側へ折ります。

3.しつけ縫い

3.しつけ縫い

プリーツのところを、記載している箇所に粗い目のミシンをかけます。
次の見返しと合わせて縫う時に、折れ縫いになるのを防止するためのしつけ縫いです。
あとでほどくので、粗い目で縫います。
右の図は、表から見た状態です。
表を上にしたままの状態で、次へ進みます。

4.生地を合わせる

4.生地を合わせる

身頃と前見返しを中表に合わせます。ネックラインなど、生地端を揃えて合わせます。
(見返し周りは実際は端始末をしていますが、ここでは、省いています。)
ネック上の縫いしろは縫いません。(縫い残します)
チャコペンで、ミシン縫いのVを書いておくと縫いやすいです。
できるだけ、マチ張りで止めて、ずれないように気を付けてください。
Vにミシンをかけますが、下側の鋭角の箇所は、あまり鋭角にならないように気を付けないと、表に返した時にぼさぼさになってしまします。

5.ミシンがけ

5.ミシンがけ

あきをミシンで縫います。ここが一番大事なところと言っても良いくらい大事です。
V加減に気を付けてミシンをかけます。
ミシン目幅はできるだけ狭い方が良いですが、もし縫い直す時に、あまりにも、ミシン目幅が狭かったら、ほどきにくいので、ほどほどに(^^;)
私は1.8位かな?でも素材によって変えますので、わからない人は、余り布で試し縫いをV字にして、切り込みも入れてみて、表に返して、綺麗にできるかを確かめてみてください☆慣れると、試さなくてもできるようになりますので、色々と試してから本縫いしてみてくださいね。

6.位置の確認

6.位置の確認

上の「5.」を裏から見るとこうです。
いかがでしょうか?同じようになっていますか??
プリーツがよれたり折れたりしてませんか??
その上の折った縫いしろもぐちゃぐちゃになっていませんか??
ミシン目はとんでいませんか?
直した方が良いような箇所は、直してくださいね。

大丈夫でしたら、次に切り込みを入れます。↓

7.切り込みを入れる

7.切り込みを入れる

まずは布切りハサミで前中心ラインを切りこんでいきます。
際は、糸切りハサミでチョンチョンとVの際まで切り込みます。

7.切り込みを入れる

際まで切ってくださいね。ミシン糸は、絶対に切らないように、全神経を集中させてください!!
ここは頑張り所です。際まで切らないと、後でやり直しになります。

8.アイロンで整える

8.アイロンで整える

見返しを身頃裏側へ返してアイロンで整えます☆

でき栄えはどうでしょうか??
Vの所がつっぱっている人はいませんか??
プリーツは綺麗ですか??

突っ張っている方
「7.」に戻ってもっと際まで切り込んでください。

見返しが落ち着かない人
前中心がずれている可能性があります(><)
直すのは難しいです。アイロンで無理やり整えるのが無難です。それでも無理な時は、再度見返しを裁断して最初からやり直す必要がございます。(;。;)
「4.」を頑張ってください!